マイホームを購入しない方がいいのは何故か
「アパート代をずっと払うなら マイホームを購入したほうがいい」
という話をよく耳にしますが
果たしてそうなんでしょうか?
こんにちは
すずきです
僕の身の回りにも
マイホームを購入した人がいます
大体マイホームを購入する前には
アパートや賃貸マンションに住んでいて
家賃もそこそこの値段で手狭になってきたから
マイホームを購入するというパターンです
昔から
日本人にとってマイホームは
『夢』であるのに間違いありませんし
これからマイホームを購入する人が
いなくなることはないと思います
しかし
僕は下記の場合を除き
マイホームは購入しない方がいいと思います
なぜマイホームを購入しない方がいいのか
総務省統計局が出している
平成25年度の住宅・土地統計調査によると
- 総住宅数は6063万戸
(5年前に比べ305万戸 5.3%増) - 空家数は820万戸
(5年前に比べ63万戸 8.3%増)
そして株式会社野村総合研究所が
2018~2033年までの空き家数・空き家率
(総住宅数に占める空き家の割合)の予測を発表しました
それによると
2033年までに空家率は30.4%を超える
と推測しています
いま空き屋が社会問題になっている中
自分でマイホームを購入し
親が購入したマイホームまでも相続したとすると
マイホームを複数持つことになります
そうなると
固定資産税をダブルで支払わないといけなくなる・・・
給料があがるかどうかわからないのに
支払う税金だけは増えていく
相続したマイホームが戸建ての場合
更地にするともっと固定資産税があがるから
空き家のまま野放し状態になる
そう考えると
マイホームは購入しない方がいい
と僕は考えています
マイホームを購入してもいい場合がある
先程
マイホームは購入しない方がいいとは述べましたが
購入したらダメとまで考えていません
では
どういう場合にマイホームを購入してもいいのか
全てが徒歩で済ませれるという条件を満たす
なら購入してもいいのではと僕は考えます
日常生活が徒歩で済ませれるというのは
老後とても重宝します
しかし
マイホームを購入する時は浮かれて
老後の日常生活までは考えきれていない
のではと思います
『日常生活が徒歩で済ませれる』
という付加価値が着くマイホームは限られた地域になると思いますが
そういう物件は超高齢化社会においては
確実にニーズがあるはずです
子供のために資産としてマイホームを残してやりたい
そう思ってマイホームを購入する場合もあると思います
ただ
しっかりとした将来設計のない状態でマイホームを購入すると
子供のために資産を残すことができないかもしれません
しっかりとした将来設計をしていないと
住宅ローンの支払いや子供の教育費など
支払い金額が増えることで家族がバラバラ
なるかもしれません
建物は25年で資産価値「0」になります
つまり
マイホームを購入した途端資産価値ゼロへまっしぐら
ということです
余談ですが僕の知人に
50歳で5000万円の戸建てを購入した人がいます
「ローンはいつまで支払うんだい」
と僕が尋ねると
「85歳まで、生命保険で完済かな(笑)」
と答えられたとき何も返せなかったですね・・・
マイホームを購入のまとめ
これからの空き家の問題など
社会情勢をキチンと把握し
そして
将来の出費をシュミレーションして
プランをしっかり建てる必要がある
マイホームを購入する時
老後のことまで考えて土地選定も考えれたらベター
参考になれば幸いです